はじめて神経科(精神科)心療内科を受診される方へ
「こころ」の問題は、一人では解決しないことが多いものです。
次のような症状でお困りのときはどうかお気軽に相談ください。
- ・夜なかなか眠れない、 朝早く目が覚めてしまう
- ・気持ちが落ち込んでやる気がしない
- ・学校や職場に出られず、家にこもってしまう
- ・不安で胸がドキドキしたり、 息苦しくなることがある
- ・人間関係でひどく悩んでしまう
- ・頭痛や腹痛がするのに医者からはどこも悪くないと言われた
- ・くだらないと思っても何度も戸締りやガスの栓を確認してしまう
- ・お酒をやめたいけれどもやめられない
- ・歳とともに物忘れがひどくなり、理解力や判断力に障害がでてきた
- ・てんかんと言われたことがある
01患者さんについて
当院に来られる方の職業は、公務員、主婦、会社員、弁護士、コンピュータ従事者など様々です。 身体の不調を感じるのと同様に、心の不調を感じて多くの方が受診されています。カウンセリングは今や誰でも気軽に受けられる、また必要な時代だと思います。つらい症状も、専門家による治療で意外と時間がかからずに治る場合が多いのです。
02カウンセリングについて
多くの精神的心理的な疾患はカウンセリングと薬物療法を組み合わせることで、治療効果が増すと考えられます。
ほとんどの場合は、保険診療内でのカウンセリングで充分対応できます。
しかし、自己の様々な問題を時間をかけて見つめていきたい、自己を成長させていきたい、と希望される方には、自費によるカウンセリング(精神分析的精神療法と言います)も行っています。
カウンセリングのご紹介
03治療内容に関して
神経科、心療内科の診療においてはまず問診を行います。精神科では、単に症状や状態について聞くだけではなく、現在の生活環境や家族の状況、周囲の人間関係等の患者さんをとりまく状況を把握しなければ正確な診断を下すことができないからです。問診後の治療は、主として薬物療法と精神療法を併用して行われます。
04お薬について
問診の結果、必要と判断された場合にはお薬を処方いたします。お薬に関して、特に初めて受診された方が、強い薬を使うのではないか、癖になってしまうのではといった抵抗感や恐怖感を持つのは当然であると思います。当院では、お薬の説明を積極的に実施しており、副作用についてもできるかぎり御説明し充分理解を得た上でのんでいただくようにしています。なぜこのお薬が必要なのか、どういう症状に効くのか、理解した上で利用していただくことが治療上も非常に重要なことだからです。
たとえば、精神安定剤や抗うつ剤、睡眠導入剤などが用いられますが、ごく一部の薬を除けば依存性について心配される必要はありません。処方されたお薬に疑問や不明な点があれば、気兼ねせず積極的にお尋ね下さい。歓迎します。
05料金について
薬や検査がなければ診療には、1割負担の方で500円、3割負担の方で1500円程度かかります。薬が処方された場合、薬代を含め3割負担の方で、約3000円ぐらいと考えてください。検査が加わると、3割負担の方でこれに約1200円ぐらい負担金が増えます。
自費の場合は上記金額の、10割分を負担していただくことになります。
通院医療費の公費負担制度など、自己負担を軽減する制度が利用できる場合があります。お気軽に、スタッフにお尋ね下さい。
06守秘義務について
患者さんが診察時に話された事は絶対外部には漏れません。法的にも医療従事者には守秘義務が課せられております。御本人の承諾が無ければ、御本人以外からの治療内容の問い合わせには一切応じられません。安心して治療を受けていただけます。
07準備していただくもの
健康保険での診療を希望する際は、保険証を必ずお持ち下さい。既に他の医療機関に受診されている場合は、できれば紹介状をお持ちいただければ幸いです。もちろん、紹介状無しでは受診できないわけではありませんが、その場合は現在服用中の薬をご持参いただけると助かります。
08診療に要する時間
初診の方は必ず電話で予約の上、ご来院ください。予約していただくと診療時間が、充分取れると思います。
初診時には詳しい問診があるため一般の内科に比べ、かなり時間がかかるかもしれません。
初診専用・仮予約フォーム
※ ご希望日時から空き状況をお知らせします。その後、お電話をいただき本予約となります。
※ 初診の方のみ対応いたします。再診の方、カウンセリングの予約変更などは受け付けられませんので、ご了承ください。